3 ひなん所の6年生(「下野新聞」平成8年1月17日付 より)


ひなん所でくらしていた6年生が、地震の直後から春休みが終わるまで、毎日、低学年のため紙芝居を読んであげた。

他の学年の中には、ひなん所のゴミ拾いを自分から始める子もいた。

その後も、運動会や音楽会などに、いっしょうけんめいに取り組んだ。

大震災を通して、物事に真剣に向き合う子が増えたようだ。

人への思いやりを頭でわかるのではなく、体で身につけたようだ。

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